久しぶりの更新となりましたが、今回は平凡パンチ メンズ・カタログをようやく3冊手に入れましたので、ゆる〜く綴ります(^ ^)
物欲のススメの最初の記事、Made in U.S.A catalog 1975 購入しました、でした。その当時からなんとなく気になっていた時を同じくして出版されていた平凡パンチのメンズカタログを8年の歳月をかけて、ついにというかやっと購入しました。
購入を悩んでいる方がいるのでは？ということで、ご紹介いたします。
購入したのは
平凡パンチ Men’s Catalog 1976 SUMMER
平凡パンチ Men’s Catalog 1976 WINTER
平凡パンチ Men’s Catalog 1977 WINTER
の3冊です。1976の夏号、1977の冬号は先日ヤフオクで購入しました。価格は供に990円＋送料360円、1976の冬号は、神保町の古本書店で2,500円でした。
価格はこれまでも様々でして、ここまで安く買えたのは正直びっくりでした。が、これにはちょっとしたカラクリが…まあ自分的にはOKでしたが…理由は後ほど(^ ^)
では、平凡パンチ Men’s Catalog 1976 SUMMERより気になるもの紹介していきます。
ダイエーのジーンズ、ビックヤンクというページがあり、びっくりしました。よくよく紹介文を読んでみると、
アメリカの有名パンツ・メーカー、ビックヤンク社との提携により、全く新しい形の生産システムを生み出した
とありました。日本の商標権所有が当時のダイエーで日本規格で生産していたのか、またはアメリカ製のものを輸入していたのか、気になるところですね。ヤフオク、メルカリあたりで当時ものを探してみるのも面白いかも〜と思いました。
ピーターストームはウールのセーターのブランドだと思っていましたが、ヨット用品のアイテムがイチオシで紹介されていました。当時の輸入総代理店が、株式会社米沢プラスチックという会社で検索してみるとサーフボードを作っていたメーカーでもあったりと、色々発見がありました(^ ^)
最後のページの方でビームスが紹介されているページを発見！！今も変わらず同じ場所で営業しているのは本当に凄いことだなと思います。
他に気になるページとしては、ポパイの創刊号が6月25日発売のページがありました。そうなんです。ポパイは平凡出版なんですよね。
続きまして、平凡パンチ Men’s Catalog 1976 WINTERを紹介します。
左上：Leeやエドウィンのワークジャケット エドウィンのこの年代のすごく良いです！！
右上：アメリカ屋靴店の商品 ブランド名がわかりません。クラークス？？
左下：PONY なんかいいと思いません？
右下：オニツカタイガー 学生時代にデッドで買ったファブレBLが忘れられません！！
「ダウンのザ・ノースフェイスがVANスポーツの手でついに輸入された」のキャッチコピーがありました。別のページには、クロスカントリーショップDAVOSが紹介されているページでノースフェスのダウンベストが紹介されています。「ついに日本でも売り出された」とあります。
私の解釈だとVANスポーツが総輸入代理店でDAVOSが並行輸入店？？実際は？？Googleで検索しても答えは出てきません。当時の雑誌で正確な情報が手に入れば、どんなに嬉しいだろうな〜って今思いながら綴っていました（笑）
現在はノースフェイスと言えばゴールドウィンですが、1978年に輸入販売を開始し、1994年に国内商標権を買い取って独自の商品開発を行っています。1992年ごろに石井スポーツで購入したダウンベストにはゴールドウィンのタグが付いていました。古着で購入したフード付きのダウンジャケットも確認したところ、こちらもゴールドウィンのタグが付いていました。新事実が…フードが中国製でした（笑）
上野の松﨑商店が掲載されてました。こちらも今も同じ場所で営業されていますね。あと以前のブログで字を間違えてましたね。松崎ではなく、松﨑が正しかったです。大変失礼しました。
最後に平凡パンチ Men’s Catalog 1977 WINTERです。
左上：お〜ブルックスブラザーズだ〜、いや違いました。ハーバードというブランドでした。現在はライトオンで展開していました。当時ものざっくり検索しましたが見つけることができませんでした。
右上：60/40のヘビーデューティーなアイテムを紹介。ノースフェイスの取り扱いはVANでした。Snow Lion(スノーライオン）というナイスなブランド発見しました！！
左下：「西ドイツのもう一つの信頼、プーマ」のキャッチフレーズ最高です。が…アダックスというブランド凄い〜と思いました。日本ゴム株式会社の商品で、現在のアサヒシューズ株式会社でした。
右下：POPEYE創刊第3号の広告です。
今気がついたことがあって、1976年SUMMER→1976年WINTER→1977年WINTERの順で発刊されたとばかり思っていましたが、1976年WINTER 580円、1976年SUMMER 680円なんです。
改めて、巻末やその他くまなく探して発行年月日を調べてみました。間違っていたらすみません。
平凡出版の平凡パンチ Men’s Catalog 1976 WINTER は1975年12月1日、POPEYE創刊号は1976年6月25日、 Men’s Catalog 1976 SUMMERは1976年7月1日、 Men’s Catalog 1977 WINTERは1976年12月1日でした。
また読売新聞社のMade in U.S.Aカタログは1975年4月25日発行、Made in U.S.A-2カタログは1975年11月25日発行でした。
これらのことからMade in U.S.Aカタログの人気を受けて、平凡パンチ Men’s Catalogが発行され、そしてその後POPEYEが創刊されています。POPEYEは、Made in U.S.Aカタログがなかったら誕生しなかったのでは？？なんて綴りながら思ってしまいました。
もう一つ思ったことは、平凡パンチMen’s CatalogはMade in U.S.A カタログ1975、アメリカのスクラップブック1976（これが正式名称です）と比較してファッション系（ファッション系の雑貨ざっくりいうとライフスタイル系を含む）の特集が少ないです。今回購入してみて思いました。でも購入して読んでみて大満足です(^ ^)
最後に今回1976の夏号、1977の冬号がヤフオクで供に990円＋送料360円で買えた理由は、古い本の宿命というか、写真のような状態でして・・・中は折れてしまっていてページが外れてしまう一歩手前でした。まあ、大事に取り扱えば問題ないと思いますので、今回安く買えてよかったです(^ ^)
こちらも以前手に入れておりました。コンプリートできました(^ ^)
少し前ですが、地元で開催されたポップアップストアの古本市で購入したホットドックプレス。左と真ん中が1,100円、右が550円でした。Made in U.S.A 1975とMade in U.S.A-2 1976も販売されていました。確か前者が11,000円、後者が8,800円だったかと思います。この2冊とポパイ、ホットドックプレスなどは全体的にリーズナブルな価格設定だなと思いました。古本トワレというお店です。都内、横浜などでイベント出店されていらっしゃるようです。オススメのお店です(^ ^)
今回は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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